海外旅行のホテルチェックインやビジネスでの書類作成時、ふと「今日は何月何日ですか?」と英語で尋ねたい場面に遭遇した経験はないでしょうか。一見すると中学生レベルの初歩的な表現に思えますが、現場では「曜日」を尋ねるフレーズと混同してしまったり、英語圏独特の日付表記のルールに迷ったりする人が後を絶ちません。
実は、英語で日付を正しくやり取りするには、ネイティブが使う基本フレーズの使い分けだけでなく、アメリカ英語とイギリス英語の語順の違いや「序数」の読み方まで押さえておく必要があります。今回は、現場でスマートに伝わる日付の聞き方から、スマートな答え方、月名スペルの略称一覧まで、今すぐ役立つ実戦知識を徹底的に解き明かします。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 要点1:日付を聞く鉄板表現は「What is the date today?」であり、曜日の「What day is it today?」との明確な使い分けが必須。
- 要点2:答え方は「It's [月] [日].」が基本で、日付部分は「1st」「22nd」といった序数(Ordinal numbers)で発音する。
- 要点3:日付の記述順はアメリカ式が「月・日・年」、イギリス式が「日・月・年」となり、スラッシュ表記時の誤読リスクに注意。
【基本編】「今日は何月何日ですか」を英語で伝える代表フレーズ
英語で日付を尋ねたいときに最も標準的で広く使われているのが、「What is the date today?」という表現です。「date」は暦の上の「月日・日付」を指す名詞であり、この単語を使うことで相手に正確な日付を求めるニュアンスが明確に伝わります。短縮形にして「What's the date today?」と言えば、カジュアルな会話でも非常にスムーズです。
少しくだけた口語表現として、ネイティブの間では「What date is it today?」や単に「What date is it?」という言い回しも頻繁に登場します。文法的な意味合いや伝わる内容に大きな差はありませんが、オフィシャルな手続きやビジネスの場では「What is the date today?」を用いておけば間違いありません。
さらに、過去や未来の日付を確認したい場合は、動詞の時制を入れ替えるだけで応用が利きます。たとえば「昨日は何日でしたか?」であれば「What was the date yesterday?」、「明日は何日ですか?」なら「What date is it tomorrow?」と表現可能です。
「何曜日?」と間違えやすい!What day is it todayとの決定的な違い
日本人が最もつまずきやすいのが、「What is the date today?」と「What day is it today?」の混同です。語形が酷似しているため、日付を聞いたつもりなのに相手から曜日を返されたり、その逆が起きたりするケースが頻発しています。
この違いを理解する鍵は、「date」と「day」の意味領域にあります。
- What is the date today? = 「今日は何月何日(日付)ですか?」(返答例:It's October 15th.)
- What day is it today? = 「今日は何曜日ですか?」(返答例:It's Wednesday.)
英語の「day」は単体で曜日(day of the week)を連想させる性質があるため、日付を知りたいときに「What day〜」を使ってしまうと、高確率で「It's Friday!(金曜日だよ!)」という答えが返ってきます。もし曜日をより明確に確認したい場合は、「What day of the week is it today?」と聞くと誤解が生じません。
【実践】日付を聞かれたときのスマートな答え方と発音ルール
「What's the date today?」と日付を聞かれたとき、最も自然な返答の基本形は「It's [月] [日].」です。「Today is〜」から始めても文法的な間違いではありませんが、ネイティブの日常会話では代名詞の「It」を主語にするスタイルが圧倒的に自然です。
ここで絶対に押さえておきたいのが、日付の数字は「序数(1番目、2番目…を表す数字)」で読むという絶対ルールです。普段の数字(基数:one, two, three)のまま読んではいけません。
- 1日: 1st(first / ファースト)
- 2日: 2nd(second / セカンド)
- 3日: 3rd(third / サード)
- 4日〜20日: 4th〜20th(数字に -th をつける)
- 21日: 21st(twenty-first)
- 22日: 22nd(twenty-second)
- 23日: 23rd(twenty-third)
- 31日: 31st(thirty-first)
例えば「今日は5月3日です」と答える場合、表記は「It's May 3.」または「It's May 3rd.」となりますが、口頭で発音する際は必ず「It's May third.」と読み上げます。この序数の発音感覚を身につけておくことが、流暢なやり取りへの近道です。
アメリカ式とイギリス式で真逆?日付表記とスラッシュの罠
日付をテキストで書く際、世界標準として立ちはだかるのが「アメリカ英語」と「イギリス英語」の表記順の違いです。このルールを把握していないと、ホテルや航空券の予約、ビジネス契約の日程で致命的な誤解を招くことになります。
両者の構造差は次の通りです。
- アメリカ式表記: 【 月 ➔ 日 ➔ 年 】(例:October 15, 2026)
- イギリス式表記: 【 日 ➔ 月 ➔ 年 】(例:15 October 2026)
特に注意が必要なのが、数字をスラッシュで区切る数値表記(例:05/03/2026)です。アメリカ式では「2026年5月3日」を意味しますが、イギリスやヨーロッパ圏、オーストラリアなどでは「2026年3月5日」を意味します。書類やメールで日程を伝える際は、数字だけでなく「May 3, 2026」のように月名をアルファベットで書くのが、グローバルビジネスにおける最も安全なリスク回避術です。
【保存版】1月〜12月の英語スペルと正しい略称(短縮表記)一覧
日付をメモしたりスケジュール管理をしたりする際に欠かせない、1月から12月までの正しいスペルと略称(Abbreviation)を整理しました。略称には末尾にピリオド(.)を付けるのが正式な表記ルールです(※文字数の短いMayには通常ピリオドを付けません)。
- 1月: January(略称:Jan.)
- 2月: February(略称:Feb.)
- 3月: March(略称:Mar.)
- 4月: April(略称:Apr.)
- 5月: May(略称:May)
- 6月: June(略称:Jun.)
- 7月: July(略称:Jul.)
- 8月: August(略称:Aug.)
- 9月: September(略称:Sep. または Sept.)
- 10月: October(略称:Oct.)
- 11月: November(略称:Nov.)
- 12月: December(略称:Dec.)
特に「February(2月)」の「r」の脱落や、「Wednesday(水曜日)」と並んでスペルミスが多発しやすい「September」の表記には注意を払いましょう。
【今日は何月何日ですか 英語】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:カジュアルに「今日って何日だっけ?」と友達に聞くときの砕けた英語は?
A1:親しい間柄なら「What's the date today again?(今日って何日だっけ?)」や「What date is it?」と短く聞くのが一般的です。文頭に「Hey」をつけたり、末尾に「again」を添えることで、「ど忘れしちゃった」という自然なニュアンスが出せます。
Q2:イギリス式で「10月15日」を声に出して読むとき、アメリカ式と発音は変わりますか?
A2:はい、読み方が変わります。アメリカ式(October 15th)はそのまま「October fifteenth」と読みますが、イギリス式(15th October)では定冠詞と前置詞を補って「the fifteenth of October」と発音するのが一般的です。
Q3:年号(2026年など)はどうやって読めばいいですか?
A3:2000年代以降の年号は、2桁ずつ区切る「twenty twenty-six」と読むのが主流です。「two thousand twenty-six」と読んでも間違いではありませんが、会話では2桁区切りの方がテンポよく使われます。
まとめ:日付の仕組みを理解してスムーズな英会話を
「今日は何月何日ですか?」というシンプルな問いかけ一つをとっても、曜日を聞く「What day〜」との区別や、序数を用いた発音、米英による日付の並び順など、英語ならではの重要なルールが詰まっています。
まずは基本の「What is the date today?」と、それに対する「It's [月] [序数].」のセットを口に出して定着させましょう。さらに、書類作成時にはアメリカ式とイギリス式の違いを意識するだけで、国際的なコミュニケーションでのミスを確実に防ぐことができます。 (出典: 今日 は 何 月 何 日 です か 英語(Yahoo!ニュース))