忙しい朝やお出かけ前のヘアセットで、後ろ三つ編みに挑戦したものの「後頭部が見えなくて編み目がガタガタになる」「腕を上げっぱなしで手が疲れる」と途中で諦めてしまった経験はないでしょうか。定番アレンジでありながら、いざ自分で後ろを編むとなると難易度が一気に跳ね上がるスタイルのひとつです。
実は、後ろ三つ編みを綺麗に仕上げるためにバックミラーを凝視する必要はありません。指先の触覚と正しい手のポジションさえ覚えれば、初心者でも鏡を見ずに美しい編み目を作ることが可能です。崩れにくく、大人のこなれ感を演出するセルフアレンジのコツを詳しく紐解いていきます。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 要点1:後ろ三つ編みは「見ようとしない」のが鉄則。首筋に手を密着させて指の感触で毛束を操ると編み目が揃う。
- 要点2:手が疲れる問題は、耳下まで後ろで編んだら「毛束を左右どちらかの前に倒して編む」ことで即座に解消できる。
- 要点3:大人の垢抜け感は「結び目を押さえながら数ミリ単位で引き出すほぐし」と「スマートなゴム隠し」で完成する。
【見えない・手が疲れるを解消】後ろ三つ編みをセルフで成功させる3つの鉄則
セルフで後ろ三つ編みを編む際、多くの人が陥りがちな罠が「合わせ鏡で後頭部を確認しながら編もうとする」ことです。鏡越しでは左右の動きが逆になり、手の力加減や指の動きが狂って編み目が緩む原因になります。後ろ三つ編みは視覚ではなく指先の感覚を信じて編むのが最大の近道です。
手が疲れて腕が上がらなくなる現象も、編み方のポジショニングを変えるだけで劇的に改善します。スタート時は後頭部に両手を添えますが、襟足あたりまで編み進めたら毛束を片方の肩の前に引き出し、視界に入る位置で毛先まで編み上げるのがプロも実践する疲れない裏ワザです。
また、編み始める前の下準備として重めのヘアオイルやバームを毛先から中間まで均一に馴染ませておくことが欠かせません。髪のパサつきを抑えてまとまりを良くするだけでなく、編んでいる途中で短い毛が飛び出すのを防ぐ効果があります。
【初心者向け】後ろ三つ編みの基本のやり方と失敗しないステップ解説
まずは基本となる後ろ三つ編みの手順を整理します。編み込みと三つ編みの違いとして、編み込み(表編み・裏編み)は頭皮に沿って毛束を少しずつすくい足しながら編んでいくのに対し、三つ編みは最初に分けた3本の毛束だけを交差させていくシンプルな手法です。
ステップ1:髪を正確に3等分する
髪全体を後ろでまとめ、親指と人差し指を使って左・中央・右の毛束の量が均等になるよう分けます。この時点で毛束の太さに偏りがあると、編み目が歪む原因になります。
ステップ2:外側の毛束を中央へ交互に重ねる(表編み)
左の毛束を中央の毛束の上に交差させて新しい中央にします。次に右の毛束を中央の上に交差させます。このとき、親指と人差し指の腹で交差点をしっかり挟み込み、首筋から手を離さないように密着させることが緩みを防ぐポイントです。
ステップ3:耳下で前にスライドさせて毛先まで編む
襟足まで2〜3回交差させたら、編み目を崩さないように片手でホールドし、毛束全体を前に持ってきます。ここからは目で確認しながら毛先数センチを残すところまでリズミカルに編み進め、シリコンゴムで結びます。
【崩れない方法】おしゃれ見えするほぐし方と簡単なゴム隠しのやり方
きっちり編んだままの後ろ三つ編みは、どうしても幼い印象や生真面目な雰囲気を与えがちです。今っぽい抜け感を出すためには、結んだ後の「ほぐし」と「ゴム隠し」の工程が決定打となります。
三つ編みのアレンジを崩さないほぐし方の極意は、シリコンゴムの結び目を片手でしっかり押さえながら、もう片方の指先で髪を数ミリずつ引き出すことです。外側の編み目のエッジ部分から、爪の先を使って細い毛束を放射状につまみ出します。後頭部の中央やトップの髪も少量引き出すと、頭の形が綺麗な立体的なシルエットに仕上がります。
結び目のゴムを隠すには、毛先から細い毛束を1本取り、ゴムの上に巻きつけてピンで留める方法が一般的ですが、ピン留めが苦手な場合はアレンジスティック(ポニーパッキー)を使って結び目の中に毛先を引き込む方法や、小さめのヘアカフス・ミニバレッタをゴムの上に差し込む方法が手軽で崩れません。
【レングス別】ボブ・ミディアムからロングヘアまで対応する活用術
後ろ三つ編みは髪の長さによって注意すべきポイントとアレンジの幅が異なります。
ボブ・ミディアムヘアの場合:
襟足の髪が短くてパラパラと落ちてきやすいレングスでは、無理に1つの三つ編みにまとめず、あらかじめハーフアップを三つ編みにしてから残りの髪と一緒にまとめる「2段編み」が適しています。落ちてくる短い後れ毛は、あえて細めのアイロンで軽くカールをつけてバームを揉み込み、ニュアンスとして活かすのが自然です。
ロングヘアの場合:
ロングヘアの後ろ三つ編みは、編み下ろしスタイルの華やかさが際立ちます。毛先まで編んだ三つ編みをくるくると丸めてピンで固定すれば、上品なシニヨン(お団子ヘア)へ簡単にチェンジ可能です。また、編み目を大きく大胆にほぐすことで、結婚式やお呼ばれシーンにも対応できるクラシックなスタイルが完成します。
【2026年流】大人向け後ろ三つ編みヘアアレンジと垢抜けテクニック
大人の女性がデイリーやオフィスで後ろ三つ編みを取り入れるなら、甘さを抑えたシックなバランス感が鍵となります。ただ編み下ろすだけでなく、少しの工夫で洗練された佇まいを作ることができます。
おすすめは、低めの位置で一度ローポニーテールを作ってから毛先を三つ編みにするアレンジです。ベースをゴムで固定しているため、編んでいる最中に根元が緩む心配がなく、一日中動いても崩れにくい頑丈な土台が作れます。タイトに編んでレザーコードを巻きつければモードな雰囲気に、編み目をラフに崩せばフェミニンな質感にと、テイストの調整も容易です。
仕上げに顔まわりの後れ毛(もみあげや前髪横のサイドバング)にウェットな束感を与えると、全体が引き締まり大人の余裕が漂うヘアスタイルへと昇華します。
【後ろ三つ編み】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:後ろ三つ編みをすると、どうしても左右非対称に曲がってしまいます。なぜですか?
A1:最初の3等分の毛量に差があるか、利き手側に無意識に引っ張りながら編んでいることが原因です。毛束を分ける際は後頭部の中心を意識し、編んでいる間は手を背中の中心線から左右にずらさないよう意識してみてください。
Q2:不器用で編み目がすぐにボロボロと崩れてきます。どうすればいいですか?
A2:編む前のスタイリング剤の量が不足しているケースが大半です。油分のあるバームやワックスを髪全体にしっかり揉み込んでから編むと毛束同士が密着します。また、編み終わりのゴムを留める前にほぐしてしまうと崩れるため、必ずゴム留めを完了させてからほぐしてください。
Q3:裏編みと表編みは後ろ三つ編みでどう使い分けるべきですか?
A3:表編みは毛束を「上」から重ねるため編み目がフラットで馴染みやすく、裏編みは毛束を「下」からくぐらせるため編み目がぽこっと浮き出て立体的に見えます。セルフで後ろを編む場合は手の構造上、毛束を上から重ねる表編みのほうが圧倒的に簡単でおすすめです。
まとめ:感覚を掴めば後ろ三つ編みは毎日の万能アレンジになる
後ろ三つ編みに対する「見えないから難しい」「手が疲れて続けられない」というハードルは、無理に目視しようとせず指先のポジションを固定し、途中から前で編む工夫を取り入れるだけで綺麗にクリアできます。
基本のフォームを一度指に覚えさせてしまえば、忙しい朝の時短ヘアから休日のおしゃれアレンジまで幅広く応用可能です。まずはベースにしっかりスタイリング剤を馴染ませ、鏡を見ずにリラックスした状態で指先を動かしてみてください。 (出典: 後ろ 三 つ 編み(Yahoo!ニュース))